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株式会社エミリンク

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対談

小原院長の”いま一番気になる人・仕事”スペシャル対談
2017.12.14 徳重英子×小原忠士

平成2年の開院以来、25年間にわたり地元連島を中心に多くの住民の方から信頼を頂き、皆様の健康に貢献してきた小原整骨院。その小原院長が“いま一番気になる人・仕事”というテーマで、ゲストの方と対談をして頂きました。今回は、FM845 carabiner in Blueパーソナリティでありながら、心理士として多くの方へカウンセリングを行う傍、詩人・俳句作家・川柳作家としてもご活躍されている徳重英子さんをお迎えし、ラジオへの思い、表現者としての言葉へのこだわりや情熱について語り合って頂きました。(2017年11月16日(木)ロイヤルホスト倉敷店にて)

「リスナーの方に元気を与えてると思っていたんだけれど、逆に元気をもらってるんですね。リスナーの声はほとんど直接聞いてるんですよ。オンエアと同時にfacebookを使って放送中にリスナーと会話するんです。やはりリスナーからの反応があるとやりがいが出ますしね。」

徳重 英子
(「カラビナ・イン・ブルー」メインパーソナリティ)

1964年、岡山市に生まれる。
大学卒業後、大手広告代理店に就職するも子育てのために離職。その後、資格を取得し心理カウンセラーとして起業。現在はメンタルケアと表現の融合で失われた絆、失われつつある情緒の再生を目指すラジオ・プログラムFM845 carabiner in Blue のラジオ・パーソナリティとして活躍。また心理士として精神医療の隙間を埋めるカウンセリングルーム「メンタルケアカウンセリング くりすたる」の代表を務める。9年間で述べ5,000人に近いクライアントへカウンセリングを行う。昨今は、表現による情緒へのアプローチにシフトチェンジし、詩人「玻璃」として自身のエッセイ・シナリオ・コピーライティングを手がけながら、詩人・俳句作家・川柳作家として「くりすたる十七音の瞬発力」を発表。2016年10月には大阪市にて初の主催展覧会「玻璃の展覧」を開催。心象的色彩アート「くりすたる三十色の色えんぴつ」もあわせて展開。2016年秋には初の詩歌集「ブルーヘイズ・ノイズ 玻璃の展開図」を上梓。その独自の世界観で多くの人を魅了している。2017年11月、再び大阪にて「玻璃の展覧」プレビュー展を開催。大盛況にて終わり「玻璃の展覧」本展2018年11月、大阪のギャラリー菊にて15名の作家とチームを組んで開催決定。

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小原 忠士
(小原整骨院 院長)

1964 年 倉敷市出身。地元である倉敷市連島で開院以来24年にわたり地域の皆様の健康に貢献してきた小原整骨院の院長。
柔道整復師としての技術力は当然、その穏やかな人柄で多くの患者に慕われ、スタッフからの信頼も厚い。2014 年6 月には株式会社エミリンクとして法人設立。
代表取締役となる。

俣野 浩志
(株式会社パッション)

岡山市出身。一般社団法人ウェブ解析士協会認定 初級ウェブ解析士。経営修士(MBA:香川大学大学院地域マネジメント研究科)。大学でマーケティングを学んだ後11 年間印刷・デザイン業界に勤務。2009 年に岡山県産業振興財団主催のベンチャー・ビジネスプランコンテストにて奨励賞を受賞。2013 年大学院にて「住民主体の体験交流型プログラムが地域社会に与える影響についての考察」というテーマで、NPO のまちづくりを研究した。

「ストーリー性をもたせ一編の短編小説を読んだような…そんな読後感が残るような番組を心がけてつくるようになりました。気楽に聴けて、心に響くよような…」

俣 野:
今回は、FM845 carabiner in Blueパーソナリティでありながら、心理士として多くの方へカウンセリングを行う傍、詩人・俳句作家・川柳作家としてもご活躍されている徳重英子さんにお越しいただき、ラジオへの思い、表現者としての言葉へのこだわりや情熱について語り合って頂きたいと思います。まずは徳重さんとの出会いをお伺いしたいのですが…。
小 原:
徳重さんとは、8月6日に行われたジャン・ホギョさんのバースディディナーショーでご一緒させていただいたのがキッカケです。

徳 重:
そうでしたね。お互いFM放送のパーソナリティーをしてるということで、意気投合しましたね。で、11月のFMくらしき「気まぐれ! メンズトーク」にホギョさんがご出演されるということで見学、12月にゲストとして参加させていただくことになりました。
小 原:
それでは早速なのですが…僕も同じパーソナリティとして関心が高いのですが、徳重さんのラジオ番組について教えてください。

徳 重:
気まぐれ!メンズトークは生放送ならではのアドリブやライブ感を大切にされていると思うのですが、私の…私たちの番組FM845 carabiner in Blueは、作品と言ってもいいくらい作り込んだ起承転結のある番組なんです。実は私がパーソナリティになったのは、カウンセリングの仕事で知り合ったクライアントさんからの勧めがあったからなんです。ですから放送当初は、心の話を中心にしていた番組だったんです。ところが1時間番組に変わったのを機に、ストーリー性をもたせ一編の短編小説を読んだような…そんな読後感が残るような番組を心がけてつくるようになりました。気楽に聴けて、心に響くよような…例えば、ウディアレンの映画の特集をしたり…。
小 原:
それは面白そうですね。脚本とかもご自身で?


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徳 重:
そうです、脚本は自分で書いています。言うなれば自作自演のストーリーテラーですね。朗読詩、音楽、俳句なども入れ構成します。それとキャストに精神科医も入ります。サポートしてくださる方にもご出演いただくのですが、タレント性の高い方は5分間のコーナーを持っていたり…サブキャストとしてキャストに組んでいます。ホギョさんはリスナーからのご紹介…売り込みでゲストとして出たんですよ。ホギョさんの時はコリアンウェーブというタイトルで韓流の定着に関しての話でストーリーを作りました。ちょこちょこプロのミュージシャンにもご出演いただいているのですよ。
小 原:
なるほど、1時間の番組となると、しっかりと構成しないと…これ番組作るの大変じゃないですか?

徳 重:
ホントおっしゃられる通りで、月一回1時間の番組何ですが、曲も15〜16曲使うので、選曲も大変なんです。視聴者からのリクエストもあるので、その曲をどのタイミングで入れるかを考えないといけない。逆に生放送では絶対できない…作品。

小 原:
曲も詩も…それぞれの放送にテーマがあるんですね。僕らの番組は30分ですから、まだ生でもなんとかなってますが…一応台本もあるんですけどね…台本通りにはいきませんが(笑)。

徳 重:
ははは。ホギョさんが出演される時に私もスタジオに入らせていただきましたが、台本にはないことも…いっぱいでてましたね〜(笑)。でも楽しかったですよ。生放送も良いですね!
小 原:
僕らは構成考えても…無理かも(笑)徳重さんがラジオをやっていてよかったと感じている点などありますか?

徳 重:
そうですね。ラジオは苦労があるけど楽しい!リスナーが聴いてくださって…元気になったり、私の詩に触れて再婚決めてくれた方がいたり…私自身、リスナーの方に元気を与えてると思っていたんだけれど、逆に元気をもらってるんですね。リスナーの声はほとんど直接聞いてるんですよ。オンエアと同時にfacebookを使って放送中にリスナーと会話するんです。やはりリスナーからの反応があるとやりがいが出ますしね。
小 原:
今日の僕らの番組も動画配信してくださいましたね。思っていた以上に簡単に動画が流せるんですね。しかもライブで。

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徳 重:
結構使えるでしょう!リスナーが何を求めているか…よくわかるんです。例えば、中森明菜特集をすると、ばっとリスナーが来るんです。彼女はメディアへの露出が少ないから、その名前が出るとファンの反応がすごいんです。タイムラインでリクエストを募集したらいっぱい書き込んでくれますよ。逆に私たちは大変なんです。リスナーから頂いたせっかくのリクエスト、絶対モレがないようにしています。もちろん時間の都合で1曲まるまるは流せないのですが…。
 番組の中で音楽がない状態で喋っている時間ってほとんどないんです、常にBGMが流れているようにしています。だからリスナーが、何かしながら聴いても邪魔にならない…眠くなるような番組がいい。聴いているうちに、普段はよく眠れない方が眠れた!というような番組にしたいんです。実際にそういう方もいらっしゃって…私の声が低いのでα波が出ているのかもしれないと…。長時間聴いても疲れない声だとよく言われますしね。
小 原:
徳重さんはリスナーとの繋がりをとても大切にしてらっしゃるのですね。僕らも見習わないといけませんね。ところで、徳重さんのもう一つの顔である詩人・俳句作家・川柳作家としての活動をお伺いしたいと思いますが…実は詩人という方に初めてお会いしたのですが…へんな質問ですが、どうやったらなれるんですか。

徳 重:
ははは。変な質問ですね。でも詩人ってなかなかなれません、と言うか、なろうとする人が絶対的に少ない(笑)…私の場合、小さい頃からの夢だったんです。物心ついた時からと言ったら大袈裟ですけれど…小さな頃からずっと書いていたのは覚えています。

 小学校の時から、私の文章は他の子とは違ってたんです。文章を書くと詩になる感じだった。自主勉強で書くことがあり、思ったことを書いていたら詩になって…それを先生からほめてもらったんです。町内だよりなどに出したら掲載されたり。でも母からは認めてもらえなくて…NHKの青年の主張ような全国大会に出るほどの人なので、私の文章へのダメ出しはすごかった!それくらい母と私の文書は違っていたんです。母が読んでいた本には影響されたと思いますが、母が書く文体などには全く影響されていないんです。

 高校の時なんですが、生物の授業中に本を読んでいて、教師に呼び出されて怒られたんです。「なんの本を読んでいるんだ?」って「モンゴメリです」と答えたら、「純文学ならいいと思っているのか!」…(笑)。それから色々と言われた挙句、最後に「将来何になるんだ?」って言われたんで「詩人になります!」って答えたんです。今は「夢は叶えた!」って思っています(笑)。実際、神戸の女子大、国文科に行って教員免許も取って…とりあえず、親へのお土産というか、勉強はしました。その後、就職して出産で退職。子供の手が離れたのを機に、カウンセラーとして起業したんです。その時のクライアントがラジオのパーソナリティを勧めてくれて…実はそこが私の作品の発表の場になったんですね。あと大きかったのはSNSですね。俳人や歌人、ライターの方など多くの方との繋がりを作ってくれたのはfacebookです。作品もネットに投稿することも多いです。ただ実際にどうやったら詩人になれるかと言うと…う〜ん書き続けることかな。就職していた時も、カウンセラーとして起業した時も、とにかくいつも何か書いていました。

 私は「夢は叶う!」って、脳天気で無責任なことを言うつもりはないんです。あえて言うなら「現実目標の設定が身の丈であれば、やりたかったことは現実的な範囲では、可能になる」って思っているんです。


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小 原:
確かにそうですね。しかし、詩人であり、カウンセラーである徳重さんから、これほどまでに現実的な言葉が聞けるとは…びっくりです。最後にこれからやりたいことや夢などをお聞かせください。

徳 重:
今させてもらっているラジオ番組は、今後もずっと続けていきたいです。リスナーの方や番組の制作に携わってくれる方…多くの方との繋がりのきっかけを作ってくれたのがラジオですから。それと、朗読詩を集めたCDを出したい。今までの集大成というか、もちろん、これからも続けるんですけど、ちゃんとした作品としてまとめたい。あと…デザイン会社をしたい。言葉を音だけで伝えるんじゃなく、ビジュアルでも…そんなこともできれば良いなって思っています。
小 原:
うすぐにでもやりそうな勢いですね。
 今回、気まぐれ!メンズトークにもゲストでご出演してくださると言うことで、ワクワクしています。ライブ配信もやりますし、ラジオではもっと徳重さんらしさをお伝えできるのじゃないかと…。当日はよろしくお願いします!本日は興味深いお話し、ありがとうございました。

徳 重:
こちらこそ、ありがとうございました。


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徳重英子
FM845 carabiner in Blue(カラビナ・イン・ブルー)
HP:http://www.fm-845.com
毎月第3月曜日 夜9時 オンエア