2017.9.21 第33回 能勢 聖紅

アーティスト

能勢 聖紅

デコレーションアーティスト

音声

■サポート(提供)

小原整骨院(倉敷市連島中央2-3-22)、こはら鍼灸整骨院(倉敷市平田615)、cocoro from 小原整骨院(岡山市南区下中野1407-6)、古閑俊行話し方スクール、株式会社パッション、株式会社アンスリール、オーセンティック合同会社、公益社団法人倉敷市シルバー人材センター
■挿入曲
オープニング曲:Jump / Van Halen
エンディング曲:Stand by me / Ben E. King
BGM:Happy Island / 押尾コータロー
■ゲストによるリクエスト曲
Monochrome dead / THE NOUP

第33回目のゲストは、デコレーター、ライブペインター、フローリストとして各種イベントシーンでデコレーション(舞台装飾)の制作を手掛ける、能勢聖紅さんをお迎えし、アート、表現の世界に対する熱い想いを語って頂きました。

デコレーターという職業はその現地に行って、その場に合うものを作っていく。いろんな装飾現場がある。大きな作品が多いので、作品を作るのに、現地でスタッフを調達したりする。その関係で各地に友達が多い。殆どは一晩で設置する。作家であるが、時間のリミットがある。また現地で作るというのが普通の作家とは大きく違うところ。現場判断でデザインを変えるなどがよくある。

サマーソニック(約22万人動員の音楽イベント)では迷子対策など、デコレーションに機能(役割)を持たせることが要望される。 東京ではデザイナーとかに、デコレーター(装飾家)ですと言ったら、ショーウインドウ?と言われる、ステージです!という会話があるが、岡山では通用しない。 パートナーとの別れ(死別)があって、作品が変わった。急に白黒の世界が見えてきて、その後、子供が光っている感じがした。3日間その状況が続いた。睡眠不足や栄養不足だったのが原因だと思う。

それがきっかけで、生命力に取り憑かれて、生きているもの、死んでいるものに興味が出てきた。 死んでいる花の中に、生きている花を一輪いけることでどちらも引き立てあう、共鳴することがわかってきた。生と死を考えるようになった。どの作品にもそのコンセプトが反映されている。死の匂いがするようなもの。生命力にこだわりだした。それが作品に出てくるようになった。自分でもびっくりしている。 東京でも大阪でも花屋に勤めていたので、切り花や枯れたものを入れると怒られる。でも今は一人でやっているので、枯れているものを入れることができる。

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