岡本 研作
酒津焼六代目窯元
音声
■サポート(提供)
小原整骨院(倉敷市連島中央2-3-22)、こはら鍼灸整骨院(倉敷市平田615)、cocoro from 小原整骨院(岡山市南区下中野1407-6)、古閑俊行話し方スクール、株式会社パッション、株式会社アンスリール、オーセンティック合同会社、公益社団法人倉敷市シルバー人材センター
■挿入曲
オープニング曲:Jump / Van Halen
エンディング曲:Stand by me / Ben E. King
BGM:Happy Island / 押尾コータロー
■ゲストによるリクエスト曲
Take It Easy / Eagles
第12回目のゲストは、六代目酒津焼の窯元である岡本研作先生をゲストにお招きし、酒津焼の魅力、陶芸の楽しみについて語っていただきました。
陶芸家の家に生まれたため、生まれた時から職業は決まっているようなものだけれど、中学校の時は映画評論家になりたかったとのこと。荻昌弘さんに憧れていた。好きな俳優は、スティーブ・マックイーン。若いときに見た『栄光のル・マン』に衝撃を受けるなど、映画好きであることが…。いまも時間があれば映画館に行かれているとのことでした。
また、酒津焼の特徴についてお話いただきました。 酒津焼は実用性を重視した焼き物で、肉厚でしっかりとした作りのものが多い。色や柄については、深みのある色合いが特徴となっており、ナマコ柄という釉薬が垂れて柄になることがあり、酒津焼の特徴の一つ。 「生活に潤いを与えて、心に安らぎを与えるような、そんなものを作っていきたい」という思いで創作活動を続けられている。「40年前に買った番茶のセットが欠けたので、これと同じものがないですか?」と電話がかかってきたことがあり、陶芸をやっていて本当に嬉しいと感じるなど、陶芸に対する岡本先生の熱い思いをお伺いすることができました。
また、創作にあたり、生活の中で出会うさまざまな造形から、インスピレーションを得て、それを自身の作品に生かすようにしていたり、他の陶芸家の作品展を見に行ったりするなど、常にアンテナを張り興味や関心を感じたものに積極的に触れることを心がけているなど、岡本先生のお人柄同様、繊細でありながら、好奇心も旺盛な一面を垣間見させていただきました。 岡本先生は決して口数が多い方ではないのですが、丁寧にお話になる言葉一つ一つに陶芸家としてのプライドを感じました。