2024.10.17 第118回 友實 武則

社会

友實 武則

赤磐市長

音声

■サポート(提供)

小原整骨院(倉敷市連島中央2-3-22)、株式会社パッション、株式会社アンスリール、オーセンティック合同会社、一般社団法人岡山アスレーテスクラブ、九九華聯 99ファーレン 倉敷、株式会社Peace

■挿入曲

 赤磐市の歌

 第118回目のゲストは、シャインマスカットや白桃で有名な赤磐市の市長として、市民が生活しやすい豊かな街づくりを目指し、数々の政策を実現してきた友實武則赤磐市長をお迎えし、現在取り組まれている政策や、今後、注力すべき課題について、そして、赤磐市と市民への想いをお伺いしました。

<前半:農業政策について

農業は国の根幹的な産業、これを蔑ろにしてはいけない。赤磐市には、耕作放棄地もあるし、住宅もある、今手を打てば、まだまだ農業を盛り返すことができる。

そのためには、3つの柱が必要。 1)農業を効率化させる  圃場の整備を今やらなければならない。 2)水稲以外の作物、野菜などを作る  米以外にもさまざまな作物を作る農家を増やす。専業で食べていくには、大規模農家でなければ難しい。農業法人を推進する。そして所得のアップを図る。 3)兼業農家を増やす  職場が家の近くにあることで、兼業農家としてやっていける環境を整備する。そのために勤め先を提供してくれる企業を誘致する。

赤磐市は、人口ベースでは県内15市の中で7位、商業販売額では13位か14位、工業出荷高でも13位か14位。 今までは岡山市のベッドタウンだったが、今後は赤磐市内で仕事も生活(買い物)も子育ても全て賄えるようにしたい。 赤磐市には個性的な授業をしている中学校もある。シーガルズの本拠地でもあり、子育ての環境は他の市町村に比べても引けを取らない。 住宅も余っている。

今こそ、移住してきてほしい。桃農家への就農支援も行っており、実際に2年前から他業種から飛び込んできた方もいる。2年経ったので、来年あたり収穫もできるはず。

<後半:コロナワクチンについて

コロナ禍では、新型コロナワクチンの接種が推奨されてきた。それにより多くの方がワクチンを打った。しかし、その中でワクチンの副反応や後遺症で悩んでいる市民がいる。

国の方で、救済措置が作られたが、その申請があまりにも難しい。過去5年分のカルテや、資料を作らなければならず、素人ではまず無理。これでは今困っている人を助けることができない。なんとか、後遺症で困っている市民を救いたい。国に対しては、草の根活動で声を上げ続けるしかない。

赤磐市と赤磐市の医師会は、今後のワクチン接種は推奨しない方針を決めた。まず、市民には正しい情報を提供して、市民自らが判断をできるようにしていきたい。ワクチン自体に対して一定の効果があることもわかっているが、副反応や後遺症が発生するリスクがあることも、もっと伝えなければならない。国の救済措置よりもスピーディーな対応ができないか、今、模索しながら取り組んでいる。

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