
山下雅章・山下希
雅章さん:株式会社山雅ファブリカン 代表取締役社長
希さん:同社 宣伝部長
音声
■サポート(提供)
小原整骨院(倉敷市連島中央2-3-22)、株式会社パッション、株式会社アンスリール、オーセンティック合同会社、一般社団法人岡山アスレーテスクラブ、九九華聯 99ファーレン 倉敷、株式会社Peace
■挿入曲
希望の轍 / サザンオールスターズ
第131回目のゲストは、総社市でぶどうづくりに挑み続ける、株式会社山雅ファブリカン 代表・山下雅章さん、そして宣伝部長の山下希さんです。岡山県で最初にシャインマスカットの栽培に取り組み、約30年にわたり“ぶどうの美味しさ”と“農業の未来”を追い求めてきた山雅ファブリカン。美味しいブドウづくりへの情熱や、次世代の担い手育成に込めた想いなど、熱いお話を伺いました。

<前半:起業から今までの経緯>
■ 会社・栽培について 1997年に就農、2014年に法人化し 株式会社山雅ファブリカン を設立。栽培品種は シャインマスカット・ピオーネ・オーロラブラック。JA出荷・小売・ネット販売に加え、台湾・タイなど海外へも輸出。 ■ 農業を始めた理由 大阪で働く未来に違和感を覚え、「農業を変えたい」という思いで20歳で岡山へ移住。農業大学校で学びつつ、祖父の畑で手伝いながら技術を身につけた。 ■ 就農初期の苦労 初年度の収入は本来200万円規模でも 30万円。ギフト品が作れずパック販売のみ。移住して間もない頃は、地域になじむまでに時間がかかり、戸惑う場面も多かった。 ■ ハウス焼失の出来事 ハウスの開け閉めのミスで、ぶどうが 数時間で全滅。祖父が水をかけながら「すまんのう」と謝る姿、赤い樹液を見て、“ぶどうも命”と初めて実感し、農業への向き合い方が変わった。 ■ 再起までの3年間 その後の 3年間はほぼ無収入。小松菜・水菜の袋詰めでつなぎ、雅章さんは夜は工場でバイト。
<後半:再起から新たな挑戦~農業へかける想い>
■ 電照栽培の成功と学び 電照栽培に挑戦し、4月出荷で大成功(新聞掲載)。翌年は木が弱り失敗し、「利益優先では良いぶどうはできない」と実感。 ■ 美味しさを追求する方向へ 自分たちが納得できる美味しさを最優先に転換。ハウス管理の負担が大きく、失敗によるロスも経験し、品質への姿勢が強くなる。 ■ 研修生育成と課題 担い手育成に力を入れ、2年間で“現場で使える技術”を徹底指導。ただし会社運営のためマンツーマンが難しく、続かない研修生も多かった。 ■ 組織づくりの改善 「働く人が求めていることを聞く」方針に切り替え、職場の雰囲気が大きく改善。副業OK、家庭菜園、機械作業、子ども優先の働き方など、柔軟な環境づくりを実施。 ■ チーム農業への進化 マニュアル化や作業動画の共有で、誰が抜けても回る仕組みを整備。パート中心でも安定した運営ができる体制に。



