2019.11.21 第59回 山本 達己

社会

山本 達己

「吉備笹の葉 焼さんま」隊長

音声

■サポート(提供)

小原整骨院(倉敷市連島中央2-3-22)、こはら鍼灸整骨院(倉敷市平田615)、cocoro from 小原整骨院(岡山市南区下中野1407-6)、古閑俊行話し方スクール、株式会社パッション、株式会社アンスリール、オーセンティック合同会社、公益社団法人倉敷市シルバー人材センター
■挿入曲
オープニング曲:Jump / Van Halen
エンディング曲:Stand by me / Ben E. King
BGM:Happy Island / 押尾コータロー
■ゲストによるリクエスト曲
燃える秋 / ハイファイセット

第59回目のゲストは、〜「食」を通じて、復興から地域・文化交流を〜コンセプトに、地元岡山・倉敷で気仙沼産のさんまを焼くイベントを展開している「吉備笹の葉 焼さんま」の隊長、山本達己さんをゲストにお迎えし、イベント開催までの苦労話しや復興支援や地域交流への想いをお伺いしました。

前半:焼さんま開催までの経緯選挙を終えて

2013年秋に東北へ行ってみようということで6人で車で行った。その時に行ったのが気仙沼。その時にはさんまとの関係なかったが、同乗したメンバーが気仙沼の方と繋がりがあり、その後11月に震災の跡地を案内してもらった。その案内役が「目黒のさんま」の実行委員会の人で、その時たまたま実行委員会の会長と会うことができた。

会長からさんまの話を聞いて、1年後くらいに岡山でも焼けたらいいなと言っていたら、2014年に岡山の秋の酒祭りのイベントの中で焼いたらどうかという話に急遽なり、8月下旬に決まって9月に焼いたのが初めて。そのあとに気仙沼にお礼に行ったところ、暖簾分けのような形で「吉備笹の葉焼さんま」と命名してもらった。 

さんまを焼くと煙がすごい。岡山の酒祭りでは50匹同時に焼いていた。商店街の中でもダメでアーケードの外で焼いた。最初の年は1800匹焼けと言われたが、岡山でそれだけのことをするには焼きても含めて場所的にも無理。下石井公園で2015年から5年焼いていると秋の定番になってきた。さんまが人を呼ぶ。人が集まってくる。

毎年1000匹〜1500匹は焼いていたのでかなりの人も来てくれた。歩道に行列がはみ出すくらい。岡山市からも注意を受けるほど。実際に焼くときは気仙沼から焼き手も5名呼ぶ、来た人との交流も兼ねている。

後半:復興への思い、地域間交流の架け橋として

焼さんまの活動は今年が6年目、11月3日に玉野で4回目のイベントを開催した。気仙沼の焼き手を呼んで交流して、地元高校生や、三井の労働組合などを巻き込んで、この時だけでボランティアに入ってもらう。焼さんまのメンバーは50名くらいいる。

普段はいろんなことしている人たちがこの時期になったらやろうと集まってくる。玉野では2つの会場で行う。全員で100人くらい。ボランティアが50名くらいで同時に焼く。昨年来てくれた子供が、今年も食べたいと言ってきてくれたので、実際に焼くのを体験してもらった。子供達がさんまを好きになってくれるのはとても嬉しい。

普通の焼き方とは違って、黄金色にふっくら焼くとそのままかじれるほどに美味しい。一度食べてもらいたい。今回の玉ののイベントでは、生さんまを300匹用意して250匹食べてもらった。焼いたさんまの有益は経費を引いて、毎年10万円を気仙沼へ寄付している。今年も、気仙沼市へ直接持っていく予定。

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