岸本 ヒロキ
スポーツMC・スタジアムDJ
音声
■サポート(提供)
小原整骨院(倉敷市連島中央2-3-22)、株式会社パッション、株式会社アンスリール、オーセンティック合同会社、一般社団法人岡山アスレーテスクラブ、九九華聯 99ファーレン 倉敷、株式会社Peace
■挿入曲
渚 / スピッツ
第115回目のゲストは、中四国を中心にスポーツMC・ナレーター・スタジアムDJ・アリーナMCとして活躍している岸本ヒロキさんをお迎えし、MCやDJの魅力ややり甲斐についてお伺いしました。
<前半:MCの道に入ったキッカケなど>
倉敷芸術科学大学卒業後、30歳までミュージシャン(弾き語り)をしていた。30歳で辞めると決めていた。
その後何をしようと思った時に、25、26歳の時にファジアーノがJ1に上がるかどうかという話があり、その時に飲み会で「アナウンスしたい」と、いろんな人に話していたら岡山でMCの第一人者のダイナマイト石村さんという人を紹介してもらえるということになった。
「思っているよりも地味だよ。それでも良かったら見学に来る?」と石村さんに言われてファジアーノを見学。その後、ファジアーノのメンバーと子供の絡みのMCをやらせてもらうところから仕事がスタートし、だんだん増えていった。平日にも仕事が入るようになってきたため、会社を辞めこの道にどっぷりと浸かった。
当時、会社を辞める時、「MCなるので辞めます」と言ったら、「何言っているの?経済的には大丈夫?」。と言われたが、ちゃんと生活できている。
<後半:MC・スタジアムDJとはどんな仕事>
MC・スタジアムDJは、イベントの進行を円滑にし、観客を楽しませるために重要な役割を果たす仕事。 自分の強みは、アナウンスとMC。『盛り上げるプロ』ではあるが、かっこよく喋れば盛り上がるというわけではない。良いタイミングで気の利いたことが言える必要がある。それができるのが自分の強み。仕事になっているのでそれなりにうまく行っていると思う。
やってもらって良かったと言ってもらったり、高知で女子バスケのMCをしたら、高知のバスケ協会の人から高知のバスケがこんなに盛り上がったことはないと言ってもらえた。その時は嬉しかった。
モットー・・・いつもやっていることは、お客さんは見るだけだと、応援の準備体制に入らない。なので、お客さんにも準備運動をさせる。「元気ですか?!もう一回。拍手!」とか、強要しているかもしれないが、まともな応援には力がいるので、準備運動がないと本気の応援は無理だと思う。そこまで持ち上げるのが仕事!
盛り上がらない土地に行くと、本当に盛り上がらない。岡山も盛り上がらない土地の一つ。岡山のお客を盛り上げるのは大変。湯郷ベルはお客様の年齢層が高いので特に大変。最近は声をかけてもらえるようになったが・・・。盛り上げるコツは、準備運動もそうだが、まず自分が本気でやらないとみんながついてきてくれない。それはアスリートも同じだと思う。なので試合が終わったらクタクタ。 声は枯れたりしない。喉で喋っていない。喋り方を習ったわけではない。
<PR・夢>今後の目標など やってみたいのはラジオのMC、パーソナリティー。 他に、生徒数が少ない学校でスポーツ(部活)の卒業試合のMCをボランティアでしたい。たとえば、部員がギリギリで3年生が一人のバスケチームなどの卒業試合のMC。この地域だからできるんだよ、という感じで。MCはボランティアでするので。演劇部の影アナやナレーションもやりたい。