2018.11.15 第47回 鈴木 勝秋

アーティスト

鈴木 勝秋

箏曲生田流 操秋会 代表

音声

■サポート(提供)

小原整骨院(倉敷市連島中央2-3-22)、こはら鍼灸整骨院(倉敷市平田615)、cocoro from 小原整骨院(岡山市南区下中野1407-6)、古閑俊行話し方スクール、株式会社パッション、株式会社アンスリール、オーセンティック合同会社、公益社団法人倉敷市シルバー人材センター
■挿入曲
オープニング曲:Jump / Van Halen
エンディング曲:Stand by me / Ben E. King
BGM:Happy Island / 押尾コータロー
■ゲストによるリクエスト曲
六段の調 / 川瀬白秋

第47回目のゲストは、倉敷で箏の稽古場を運営し多くの生徒に箏を教える傍、古典芸能の普及・継承に力を入れられている箏曲生田流『操秋会』の代表、鈴木勝秋さんをお招きし、箏へのこだわりや古典芸能の普及・継承についての情熱について、お話をお伺いしました。

子供時分はあまり箏は好きで無かった。「こころ音」をやりだしてから好きになった。40歳くらいで悟った。運命はあるなと思う。母が倒れた時平成9年に。当時30代前半の時は、銀座、新宿、池袋を飲み歩いてブイブイいわせていた。

 倉敷に来て20年近くたつ。生まれ東京、東京育ち。平成2年に母が倉敷に来た。母は自分の意思で倉敷に来たが、私はその時、仕事を東京でしていたので、倉敷に行く気は無かった。母が倒れたので倉敷に来たが運命で来たのだと思う。 今まで箏からは三回逃げた…20代の時、その都度、神の手で引き戻された。

変わったのは倉敷で出会った人たちに心を持ち上げてもらってから。不思議なことがたくさんあった。良い出会いがあった。結局箏からは逃げられなかった。それどころか今は天職だと思っている。 それから「こころ音」を自ら始めた。14回は節目の回。自分のリサイタルをこっちに来た当初からやれと言われていた。

応援してくれる人は大勢いてくれる。お弟子さんを増やしたい、20人〜30人くらいは欲しい。新年会アイビーで5年前からやっている、その場がお弟子さんの発表会。 「祈り」を今は自分の中のコンセプトにしている。

昨年は一人だったが、太鼓だったり、胡弓を入れたり、尺八を入れたりする。娘の舞台も一番作っている。社中(流派)があるが人の心は流派を超えていると思う。 ミラーボールで演出しながら古典を弾きたいと師匠に言っていた。邦楽は地味で暗いのでそう言う演出をしたかった。能とかはもっと地味。それでも何百年も続いているのには意味があると持っている。

邦楽の新しいものも聞いて見たが、個人的には古典が良い。自分は根がロック。ゴーゴー派。古典を楽しむことを感じ始めた。繰り返し繰り返しやって行く。心の中で古典を楽しめることが、見ているお客さんにも伝わるのではないかと感じた。 「古典の宴」をしている。稽古への取り組んだ時の思いとか、そう言うことも話す。古典は何言っているかわからないし、暗いし、長いし。三拍子揃っている。一曲20分とか30分もある曲もあるが6分ない曲もある。

今は指導するのがメイン。指導者として舞台に出る心構えから教えていきたい。その子の人生、その子の良さを伸ばせる指導者になりたいと思う。十人十色なので、その人の心を感じ取れるような導きができるようになりたい。 私自身、自分のキャラを生かそうと思った。「心は低く、志は高く」という言葉が好き。力があればトップになれる。心でトップを支える2番手ができた時に、本当のトップになれる。それには力と心がないとなれない。ただの演奏会ではなくて、心構えなど、そう言うものを伝えていきたい。

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