片岡 聡一
岡山県総社市市長、倉敷芸術科学大学客員教授
音声
■サポート(提供)
小原整骨院(倉敷市連島中央2-3-22)、こはら鍼灸整骨院(倉敷市平田615)、cocoro from 小原整骨院(岡山市南区下中野1407-6)、古閑俊行話し方スクール、株式会社パッション、株式会社アンスリール、オーセンティック合同会社、公益社団法人倉敷市シルバー人材センター
■挿入曲
なし
第90回目のゲストは、斬新でかつ市民目線の政策で総社を改革する敏腕政治家として活躍する一方、趣味のピアノの弾き語りでは素晴らしい腕前で市民を魅了するなど多彩な一面を持つ片岡聡一市長をお迎えし、防災や障害者支援、空き家対策など市政に対する思いをお伺いしたいと思います。
今回のテーマは「凹んでいる人大集合」
○全国市長会 会長選挙に立候補した片岡市長。相馬市の市長に僅差で敗れ凹んでいた。 全国の815人の市長が各県でどちらを推すか決めていく形式で争われる市長会の会長選挙。約3ヶ月間にわたる選挙戦で、各県の結果が順次発表されるため長期間一喜一憂することになる。そのため心理的にかなり負担が大きいとのこと。結局、どうなろうとも腹を括るしかない。逃げ出さず、しかし抱えすぎず、やれることを地道にやっていくだけ。これに尽きる。
○朝のジョギングで市民との関わり 朝ジョギングをしていて、近所のおばあちゃんによく声をかけられる。総社市の健康インセンティブ事業『“歩得”健康商品券(歩いて獲得!健康商品券)』に参加されている、お隣のご高齢のご夫婦が歩数計を誤魔化していると市長にこっそりと教えてくれるなど、ほんわかした市民との交流をしている。
○ベトナム人の方との交流 市内に住むベトナム人の方と、総社市民がもっと交流して欲しいとの思いから、まず市長の私が交流を図ろうと、担当部署の人にベトナム語を教えてもらった。そして、ジョギング中に出会ったベトナム人に「アイラブベトナム」とベトナム語で話しかけたら、通じなかった。逆に「あなたの日本語わからない」と日本語で返されてしまった。今度は「こんにちは=シンチャオ」を教えてもらって話しかけたら通じた。嬉しかった。
○凹んでいる時に財津和夫のコンサートを観た チューリップの財津和夫のバックバンドの方との交流があり、倉敷講演に行くことができた。生で見る財津和夫は75歳とは思えないくらい、カッコよく、そして輝いていた。 自分は62歳だが、人間は年齢ではないと悟った。今何歳とかではなく、今何ができるか、何を与えてあげることができるか、何をやれているか、これが人間の本当の年齢。
○総社小学校カレーが大いに売れた 6月15日にNHKで放送された「ロコだけが知っている」に、東京・羽田空港のご当地自販機が取り上げられた。全国から集められた特産品を12種類16台の自販機で販売しているが、その中に総社市の自販機があり小学校のカレーが売られている。 お笑い芸い芸人の「ずん」の飯尾さんがカレーを食レポ。その影響があって、普段は一日4つしか売れないカレーが放送の翌日には143個も売れた。ちなみに、設置料は月額1万円。