黒住 宗道
黒住教本部(岡山市北区尾上神道山)
音声
■サポート(提供)
小原整骨院(倉敷市連島中央2-3-22)、こはら鍼灸整骨院(倉敷市平田615)、cocoro from 小原整骨院(岡山市南区下中野1407-6)、古閑俊行話し方スクール、株式会社パッション、株式会社アンスリール、オーセンティック合同会社、公益社団法人倉敷市シルバー人材センター
■挿入曲
何なんW / 藤井風
第111回目のゲストは、黒住教教主の黒住宗道さんをお迎えし、幕末三大新宗教に数えられ、神道十三派の草分けとも言われる黒住教の特徴や、信仰への想いをお伺いしました。
<前半:黒住教について(宗教観・信仰など)>
黒住教は、江戸時代後期の文化11年(1814年)に立教した、日本人を教祖にもつ最も古い宗教です。岡山市の尾上神道山に本部を置き、200年以上にわたって日本各地でその教えに基づいた活動を行っている。 黒住教では日の出を拝む「日拝(にっぱい)」を最も大切な祈りとしている。感動と感謝の心で日の出を拝み、「まること」の精神をもって生きることに努めている。
お日様のエネルギー。雨の日でも、曇りの日でもする。日の出になったら少しくらいの雨でも小鳥は囀り出す。ある程度の明るさになると、緑が光合成を始める。朝の光が暗がりの時は光合成があまりフル回転ではないが、お日様が出て20分、30分経ったら光合成が始まり、新しい酸素が出てくる。そうすると、気化するので気加熱で、冷たい酸素が流れ出してくる、これが朝の冷気。人間は気持ちがいいとしか思わないが、この朝の酸素を鳥たちは敏感に感じて活動を始める。
朝の気配の始まりを感じることができる。毎日、必ず違う。曇りで見えなくてもお日様が登るのは感じられる。黒住教は太陽信仰。太陽をももたらすサムシンググレートを見ている。偉大な存在。エネルギーの塊。自分=「自」然を「分」かち合う。原点は天照大神の分身をいただく、神の心である。魂とか、というが、ばらばらではなくて、「分け御霊(わけみたま)」借り物貸しもの、日本人の同じような人間感を持っている。
<後半:信仰への想い>
第2回東京平和円卓会議を2024年2月19日〜2月21日まで開催した。日本が主催して、紛争地域の宗教指導者が一堂に介したウクライナ正教、ロシア正教、ユダヤ教、イスラム教・・・。この会議で戦争を止めることはできないが、当事者国が参加したことに意義がある。また世界各国で報道されたので、こうした小さな積み上げが平和への道につながると信じている。
太陽の恩恵。自然の恩恵。意識的に止めることができても、止めきれないのが呼吸。 すごく当たり前のことに気づきを得ることが大切。 八百万の神、誰一人8,000,000の神を数えた人はいない、無尽蔵という意味、全て神々しいものという意味もある。それに気づいてもらいたい。 私のミッションでありマイブーム。 霊的なひらめきとかを感じることを、おかしいとも思わないし、感じなければいけないとも思わない、集中してお祈りできたという時もあるが、雑念を感じながらのこともある。お祈りは宗教者として信仰というベースにあるもの。
お祈りして、応援して、お勤めしたり、それ自体に手応えがある。実際に、教師として、お天道様の魅力を伝えていく、宗教は怪しいと思われがちだが、その中でも、良い世界観があることを黒住がではなく、自然の恵に生かされていることを気づいてほしという思いがある。それを発信していきたい。宗忠さんの言葉を使って語ることが多いが、宗教家として発信して、日本の自然の良さを気づいてほしいと思っている。 個人の発信より、一宗教家として日本の大切な文化を発信できる立場にあるので、それを伝えたい。 <PR・夢>
今後の目標など 令和6年4月7日 : 欽行138年 大元 宗忠神社 御神幸 大元の宗忠神社から後楽園までを華麗な時代行列が練り歩きます。ぜひご観覧ください。