2020.07.16 題67回 矢野 真由美

飲食

矢野 真由美

Patisserie ALBa:パティスリー アルバ オーナーシェフ

音声

■サポート(提供)

小原整骨院(倉敷市連島中央2-3-22)、こはら鍼灸整骨院(倉敷市平田615)、cocoro from 小原整骨院(岡山市南区下中野1407-6)、古閑俊行話し方スクール、株式会社パッション、株式会社アンスリール、オーセンティック合同会社、公益社団法人倉敷市シルバー人材センター

■挿入曲

オープニング曲:Jump / Van Halen
エンディング曲:Stand by me / Ben E. King
BGM:Happy Island / 押尾コータロー
■ゲストによるリクエスト曲
白日 / King Gnu 

第67回目のゲストは、世界各地から取り寄せた厳選素材を惜しみなく使用し丁寧に作り上げたこだわりのスイーツを提供する、倉敷市連島のパティスリーアルバのオーナーシェフである矢野真由美さんをお迎えし、菓子づくりに対する思いをお伺いしたいと思います。

<ゲストへの10の質問>
Q 3. 異性のどんなところに惹かれますか

しっかりしているところ。しっかりしている人がいい。雰囲気会う人。好きな雰囲気があるので。包容力、知識豊富な人、アウトドア。家でじっとするのはダメなタイプなので。料理できる人が好き。容姿は普通で良い。テンションは阿部寛。雰囲気は藤木直人。佐藤健。

<前半:ケーキ作りに対するこだわり>

 王道のフランス菓子が好き。当店がスポンジ系のケーキを出しても売れなかったので、自分が好きなものを作るようにした。フランス菓子の方がむちゃくちゃ手がかかる。一つのケーキに何層もあるので仕込みの回数がなんどもある。スポンジと生クリームなどは手がかからないので人件費も少なく済むし、時間もかからない。イチゴショートなど。私の場合、納得できるまでしてしまうので、工程がへらせない。職人気質。曲げれない。商売気質の人の方がそういう面は良いと思うが。例えば、私と同じように生クリームが苦手な人もいるので、そんな人でも食べやすい感じにしている。そのために、生クリームはかなりメーカーから取り寄せて決めた。原価率が高くなった。関東は基本的にムース系。ヨーロッパも色々とバリエーションがある。イチゴショートとロールケーキは日本生まれ。ヨーロッパではイチゴのショートケーキは売っていない。「アントルメ」というムース系のデコレーションケーキが多い。子供達はイチゴのケーキが好き。

<後半:実は大変なケーキ作り>

 季節ものもをきちんと食べてもらいたいという思いがある。だからこそ、新作は気に入らなかったら出さない。自分が好きでもお客様が好きでないと敬遠されるケーキもある。サマランはお客様にはウケが悪かったので、スタッフからやめましょうと言われた。変わったケーキは敬遠されがち。見た目勝負が多い。マニアックなケーキは売上に対して1割程度。日本は湿気が多いので作ることができないケーキも多い。結露してスポンジに水分が吸収されたり、クッキー生地だとサクッとならずにしなっとなる。シーズンによって変わってしまう。湿気問題までは扱いにくい。常に同じ状態は保てれない。

朝は8時から。仕込みは一日中。仕上げは朝8時から。大変さが伝わらない。計量ミスは命取り、計量ミスがあると泣きそうになる。計量確認しているくらい。

 やりがいは、お客さんの美味しい。子供達が小さい頃から写真に残る思い出になる。お祝い事に参加できるもの。それがケーキ屋さんのやりがい。自分のためでは続かない。他人のためにやれるからできる。

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